私たちISPA Japanとは
ISPA Japanはカナダを本拠地とするISPA*(International Sail and Power Academy)が開発、提供するトレーニングプログラムをベースに、下記の2点を目的として活動する特定非営利法人(NPO法人)です。
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なお、ISPA Japanは、イギリスに本部を置く世界最大のセールトレーニング団体STI (Sail Training International))の日本代表団体(National Sail Training Organization)として登録されており、STIのグローバルな活動における日本窓口としての機能も果たしています。
*ISPA(International Sail and Power Academy)
1994年創立 ボートトレーニングプログラムを開発、運用・提供しているカナダ法人。ISPAが発行するサーティフィケートは、カナダ、クロアチア、ドイツ、オーストラリア(クィーンズランド州)、バハマ諸島において 国家免許代替サーティフィケート(外国からの訪問者に限る)として認定されています。また2020年現在、ISPA公認スクールは米国、日本、ヨーロッパ、カリブに広がり、各地においてコース受講、サーティフィケートの取得が可能となっています。
ISPA Japan 団体理念
ISPA Japanは 世界で高い評価を受ける安全かつ効率的なトレーニングプログラムを普及することにより、国内ではあまり知られていないクルージングの魅力を多くの人に伝えるとともに、 持続可能なより良い社会を築くリーダーに必要な資質を育むシーマンシップ精神(自己完結性、国際性、協調性、リーダーシップ、環境意識)を備えた人間の育成を目指します。
Founderメッセージ
「帆走」は今から約500年ほど前にその原型が確立された古い技術ですが、今も人々を引き付けてやみません。それは全てのものがブラックボックス化しつつある現代社会においても、「帆走」つまりクルージングが「自分の身体」と「積み重ねられてきた知識」を用いる普遍性の高い総合アート(知識と技術の融合)であるからでしょう。
風を頼りに広大な海原を旅する、なにものにも頼らない「自己完結<Self Sufficient>」の精神は、知識と技術の裏付けがあって初めて得られるものです。そこからは「人間としてのゆとり」そして真の「自由」が生まれます。
驚異的な進歩を続ける科学技術の恩恵を享受し、物質的には何不自由のない便利な生活がおくれる現代社会ですが、果たして人々の人生が本当に豊かになったのかどうかは議論の多いところです。
肉体を持った人間である以上、与えられた物質だけに依存するのではなく「獲得した知識を基に作り出した道具と自分の身体を使いこなすことによって、自力で目的を成し遂げる」そんな知識と肉体の調和の中にこそ、人間の真の喜びと自由があるのではないでしょうか。
クルージングは、素晴らしい自然の中で環境に配慮しつつ、現代文明の産物である多種多様な道具とシステムを自ら使いこなし、仲間と協調しながら目的を達成していくライフスタイルです。私たちは逞しく、そして真の自由を謳歌する人間育成に貢献してまいります。
Robert Sendoh

センドー・ロバート
Robert Sendoh
カナダISPA本部の共同創始者であり、ISPA Japanの創設者。インターナショナル・ディレクター、インストラクター養成指導員のほか、ISPA公認スクールであるWind Valley Sailing School代表を務め、カナダ国際VHFインストラクターとしても活動している。日本をはじめ米国、カナダでの幅広い起業経験を持ち、モンテッソーリ教育法の指導員を務めた経験から子供のシーマンシップ教育にも力を注ぐ。ヨットのほかスカイダイビング、登山、スキー、スノーボード、スケートなど数多くのアウトドアスポーツにも親しんでいる。