(STS POGORIA 公式サイトより)
2022年、2023年と、英国のセールトレーニングチャリティ団体、Sail Training International (STI) https://sailtraininginternational.org/ 主催による The Tall Ship Races に STI 経由でのオマーン政府による経済的支援制度を利用して3名の日本人の若者が参加し、他の国から集まった若者と一つの帆船の上で生活を共にしながらヨーロッパの海で航海トレーニングを受けて来ました。
2024年について、オマーン政府による経済的支援制度が適用されるか否かは未だ決まっていないのですが、STIのイベントである The Tall Ships Races 2024 についてはその準備が着々と進みつつあります。ルートは下の図にある通りで、イベント全体の日程、参加する帆船のリストなどにつきましては、下記リンクよりご覧いただくことができます。
(STI 公式サイトより)
さて、このイベントに参加する船の一つにポーランドの STS POGORIA https://stspogoria.pl/# という帆船がいます。全長41.1m、訓練生の定員40名(この他に船長を含めプロフェッショナルなクルー12名が乗り込みます)の帆船です。
(STS POGORIA 公式サイトより)
同船のフィンランド、トゥルク(Turku)からマリエハムン(Mariehamn)経由でポートランドのシュチェチン(Szczecin)に至るレグの船長が、キャプテン アルトゥール・ピエルジンスキ(Captain Artur Pierzynski)という親日家の船長さんなのですが、同船にて日本の若者の参加を積極的に受け入れたいとのお申し出がありました。
このレグ日程の詳細は以下の通りです。
7月19日 ポーランド、グディニャ(Gdynia)集合し、ポーランドからの参加者とともに
バスでフィンランドのトゥルク(Turku)へ移動
7月20日 トゥルク(Turku)にてSTS POGORIAに乗船し、出航
途中、フィンランドはオーランド諸島、マリエハムン(Mariehamn)に寄港
8月4日 ポーランド、シュチェチン(Szczecin)で下船・解散
ピエルジンスキ船長は、この航海を通じて是非ともポーランドと日本の若者の交流を図りたく、未だイベント開催までは時間があるこの時期で日本の若者のための参加枠確保のオファーを下さいました。
参加のための年齢制限は15才~25才で、参加費用はグディニャからのバスの費用込みでUS$1,500です。可能性の話としては、2024年にオマーン政府による支援の適用が決まった段階でISPA Japan経由にてこちらの制度に応募していただくことができるかも知れませんが、現段階では全く別物とお考え下さい。
参加に少しでも興味のある方、info@ispa.jp までお気軽にご連絡を下さい。2024年1月31日までにご連絡をいただけると助かります。その時点での皆様からの反響を見て、ピエルジンスキ船長とその後の対応を相談いたします。
この機会に積極的にご検討、お問い合わせをお願いいたします。
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